CBDとは?
CBDは正式名称をカンナビジオール (Cannabidiol) といい、植物由来の天然成分です。
オレンジなどさまざまな植物に存在すると言われていますが、最もCBD抽出に使われるのはカンナビス・サティバ (Cannabis Sativa) と呼ばれる麻の品種です。
麻は古来より、人類の文明や文化と密接に関わってきました。リラックス効果や鎮痛作用なども確認されており、医療目的で使用されたりなど健康に良いとも言われています。
近年の科学技術の進歩により、なぜそのような効果があるのかが徐々に明らかになってきました。
そのメカニズムとは、麻の含有成分であるカンナビノイドが、さまざまな機能や恒常性維持を担うエンド・カンナビノイド・システム (ECS) という生体システムに関わることです。
CBDはカンナビノイドの中でもとりわけその効果や効能が注目され、健康に良いと言われています。
注目される理由
世界中で提唱されるようになってきたセルフメディケーションという考え方「自分で健康を管理する力」という意味を含んだ言葉で、健康・予防の新しいカタチです。
精神のリラックス効果、免疫系の調節、内蔵機能の調節などさまざまな生体機能に働くことが明らかになっており、また数々の実験から多くの病気の症状への効果も実証または示唆されています。
うつ病などの精神疾患、てんかんなどの神経障害、高血圧・心臓病、糖尿病、関節炎・リウマチ、がん治療などCBDの効果が期待されている病気は多岐に渡ります。
また、従来の医薬品は生体機能の一部を変えたり止めたりするものが多いですが、CBDはECSを介して生体を適切な状態に維持することで病態にアプローチするため、自然療法の観点からも期待が集まっています。